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風景ノート。

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心豊かに暮らすということ。

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ある晴れた春の日。
松島の海辺の小さな集落を散歩していました。
そしたら、家の庭で畑を耕すおばあさんがいたので
こんにちは、なんてあいさつしながら言葉を交わしました。


そこは海辺とはいっても海岸から少し高台になっていて
とても見晴らしのいい場所。


「こんなに景色が素晴らしい場所で暮らせて
うらやましいです」と話したら、



「ここは自然があって、とてもいいところ。」
「お金は無いけど、心がね、すごく豊かに
なれるから
私はここにしか住めないの」




と話してくれました。







感動・・・・(;_;)







松島の暮らしの豊かさ、そういうものを
有志で話し合ってきました。
話し合っては来たけれど、
自分たちの想いが先行して
はて、実際に町に暮らす人達はどう思って
日々松島で暮らしているかということまでは
思いを巡らせていなかったのかもしれません。



しかし、何十年もこの地で笑って泣いて汗を流して
明日は雨が降るからと天気読みをしながら畑を耕して
生きてきたおばあさんの口から直接、


「ここで暮らすことは心が豊かになる」


という話を聞くことができて、
私たちが考えてきたことは間違えていなかった。
絵空事を、机上の空論を話しあっていたわけじゃなかった。
そして、そう感じているおばあさんが松島に生きている
ということがわかり、やわらかな風が吹き抜け
胸がいっぱいになりました。



何が人の心を豊かにするのか、
それは人の数だけ存在し
定義することは難しいけれど、
今回ひとつだけわかったことは



その町に暮らしている人が、
見ず知らずの人が話しかけてきたときに

"ここで暮らしてると心が豊かになるんですよ"

穏やかに話せる、その状態こそが
心豊かに暮らしているあらわれなのだと
わかったのです。




そう思いながらも勤め人の私は
電子レンジに頼るような生活を送り
豊かさを享受できてはいないけれど
意識の矢羽の向きは間違えないようにと
日々、現実と理想を行ったり来たりしています。








# by misaki_photo | 2017-04-24 07:16 | 日々の風景。 | Trackback | Comments(0)

春です。

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4月生まれの私は当然同じ学年の他の人より
早く年をとるサダメのなか生きているのですが
それをもったいないなあと思う時期がありました。



そりゃそうです。
3月生まれの人と比べたらほぼ1年早く
オトナになってしまうのですからの、なんとなくの不公平感。
産んでもらっただけでもありがたいとは思いつつ
それならもうちょい後でも良かったのにーと、ちょっぴり損した気分。。


でも、歳を重ねてくると感じることが増えるもので
4月生まれで良かったなぁと思ってきているのもまた事実。
そんなことのひとつが、




「春といういい季節に生まれたということへの喜び」なのです。




だって、春です。
寒くて縮こまってた木も空気も動物も(もちろん人間も)
4月に日本列島に吹き込まれる暖かな空気で
一気に芽を出したり、花を咲かせたり、外へ出かけたくなったり
心も体も上向きに変わっていくのです。
ほんと、良い季節だよね!



前置きが長くなりましたが
そんな、春です。
今年のお花見は4月16日にしました。
我が家から車で5分の場所にある
「西行戻しの松公園」での花見です。



ここは毎年来ているのですが
松島湾と桜を一緒に見られるという
かなりスペシャルな場所なのです。



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ここに来て、いつも「粋だなぁ」と思うことがあるんです。
それは、こんなに素晴らしい場所に咲いている桜なのに
松島町は「桜まつり」を開催しないことなんです。


ホントは開催したいけど、
諸々諸々の事情があるということも考えられますが
「あえて」桜まつりをしていないとして考えてみると
なんでもかんでもフェスにしてしまう昨今の流れとは違って、



「ま、コーヒー飲みながらしみじみと桜と松島湾を見ましょうよ」



っていうシンプルかつストロングな心意気が感じられて、私的には
粋だなあと、毎年うれしくなるのです。



というわけで
4月16日時点では4部咲きくらいでした。
ただ、ここ数日の雨で散ってるかもしれないし
本日時点での状況はわからないのでごめんなさい。


皆さんそれぞれに、今年も楽しいお花見を
過ごせますように!







# by misaki_photo | 2017-04-21 06:56 |  L 松島を見る。 | Trackback | Comments(0)

浜下り2017。



すっかり松島は春色の海です。

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沖縄で暮らしていた頃
旧暦の3月3日に「浜下り」という伝統行事がありました。
この伝統行事の由来はちょっぴり怖いんですが(由来はコチラ)
現代では、厄除けしつつ海辺のピクニック&潮干狩り的なイベントになりつつあります。



沖縄を離れて6年。
場所は変われどせっかく今も海辺の町に暮らしているので
ほんのりと浜下り風味に、海へと行きました。





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訪れたのは松島の名籠の海。
潮溜まりを覗けば、小魚が勢いよく泳いでる。
ピクニックもせずただ海を見に行ったという感じでしたが
静かな海に魚が跳ねる音だけがする風景を見ていたら
なんとなく、いい気分。
心の洗濯=厄除けとすれば、できたかなぁと思いました。






# by misaki_photo | 2017-04-19 06:38 |  L 松島であそぶ。 | Trackback | Comments(0)

お肉のようでお肉じゃない。

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これ、買うてきました。
サシが入った、おいしそうなお肉。







ノンノンノン。







これは肉ではありません。



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これは「まぐろのほほ肉」なのれす。
しかも、「太平洋産」って、かなり幅広いんですけど。。。




まぐろのほほ肉は初めて見たし初めて買ったので
どうやって食べようかクックパッド先生に聞いたところ
シンプルに焼く!そしてその焼き汁に醤油をいれてソースを作り
それをかけて食べる!っていうのがあったので、それを採用。




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ミディアムレアで食べると◎とも書いてあったので
そうしたんですが、実際生臭さが残っていたので
この後、もう一度焼き直し。
そして、レモンを絞って食べたなら
もうこれ、肉でしょっていう味。



最近アレなの、
カジキマグロとか魚を肉のようにして食べるのがマイブーム。





# by misaki_photo | 2017-04-17 07:12 | 日々の風景。 | Trackback | Comments(2)

甘噛みサルーキ。







私が暮らす松島には、
佐野美里さんという彫刻家が暮らしています。
美里さんが生み出す作品は犬の姿をかりて
女性の多面性とか感情を表現していて
とてもあたたかな作品を制作しています。
私も大好きな作家さんであり、ご近所さんです。





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このたび、美里さんと交流のある
秋田県出身のシンガーソングライター青谷明日香さん
美里さんの作品「甘噛みサルーキ」の制作エピソードに
インスパイアされて、同名の曲をつくりました。
それが、トップに載せたMVです。


この作品は、美里さんが一人暮らしのおばあさんの
石蔵を借りて作品作りをしていたときに
そのおばあさんが日々変わらず土を耕し種を撒き、
愛犬が亡くなっても自然の摂理のひとつのように受け止めて、
四季の中に生きる姿を目の当たりにして、その思いを形に彫った作品。


そのエピソードを知ってからこの曲を聴くと
本当にこころにグッときます。



そして、なんとこのMVのロケ地が
オール松島町とお隣の塩竈市なのです。


なのでなので、普段私たちが生活している場所を
プロのカメラマンの目線で切り取ってもらってて
今までにない角度から松島の風景が見られます。
さらに、美里さんの工房と美里さん自身も出演していて
職人さんの美しさも現れています。


この曲も含めた青谷明日香さんのニューアルバム
「いつか歌になる」が4月19日に発売されます。


そして、美里さんの詳細についてはコチラのサイトをご覧ください。




# by misaki_photo | 2017-04-15 07:24 | 日々の風景。 | Trackback | Comments(0)