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風景ノート。

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【杉村淳美術館】共鳴する心と音楽。

雨降り注ぐ6月のことだから
だいぶ記憶がうすれていっているけど
それでも心地良いあの感覚は残っています。



私が好きな歌手に「caravan」という人がいます。
南米カラカス出身の日本人で
caravanという名のとおり旅をしながら歌をうたう、ひと。
たとえば、その歌を求めて私は種子島へも行きました。
たぶん、私の心はいつもどこか旅を求めているところがあって
そういう気持ちと共鳴するんだと思います。


そんなcaravan、震災以来、塩竈とご縁が結ばれて
年に何度か塩竈へライブに来ます。


6月も彼の歌声を求めて塩竈へ。
「杉村惇美術館」でライブが開かれたのです。



【杉村淳美術館】共鳴する心と音楽。_e0353732_22093078.jpg







杉村惇美術館に私は初めて行きました。
昭和25年に建てられたレトロモダンな建築物。
外壁は「塩竈石」という材料で出来ていて
建物の中には美しいアーチ型のホールが広がります。




【杉村淳美術館】共鳴する心と音楽。_e0353732_22120335.jpg




音楽用に建てられた建物ではないので
もちろん音響はよくありません。
でも、窓越しに見える鹽竈神社の緑や
港町特有の開かれた空気感がとても美しくて
他のライブハウスにはないスバラシイ雰囲気が
醸成されていました。


塩竈という町は神社や港やレトロな洋館とか
ひとつひとつが個性的で素敵だなとあらためて実感しました。


この美術館、普段はコンサートではなく
絵画などの展示に使われているようなので
今度は明るい時間に行って、ゆっくり写真を撮ったり
その空気感に身をどっぷりと委ねてみたい。




◆杉村惇美術館の詳細はコチラ→




by misaki_photo | 2015-09-14 07:20 | おでかけ風景。
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