晴れた日に行こうと思ってたら
いつまでも晴れない=見れなさそうなので
小雨降るなか
「Reborn-Art Festival(以下、RAF)」
を鑑賞しに、牡鹿半島までお出かけしてきました。
◆◇◆◇
松島から半島まで約1時間。
まずは宮城県民限定のワンデイパスポート(@1,000)を
買いながら、最初の展示を見に「萩浜」へ行きました。
ここ萩浜はRAF@牡鹿半島の拠点になっていて
食堂やダイニングなどもあります。
早速、ワンデイパスポートを購入して
RAFのアイコンのようにメディアに取り上げられている
荻浜にある白い鹿を鑑賞しに行ってみよー。
海沿いの山を切り開いた道を
500mくらいでしょうか、歩いていきます。
連日の雨で道はかなりのぬかるみ。
長靴を履いていかないとかなり厳しいくらいでした。
ふと、海の方を見ると早速アート。
鈴木康広さんの「ファスナーの船」。
船が動くことで海を開いたり閉じたり。
そんな様子を、ドローンで空から見てみたい。
養殖棚。
まるでアートのように
漁師さんの日々の営みも息づいています。
他県から来た人たち、見てくれたかな。
この風景が私たちのふるさとの海です。
暮らしのなかにあるものが美しい。
それがアートの原点なのかもと思わせてくれる風景。
漁師の方の暮らしが垣間見れました。
そして、いよいよ【白い鹿】とご対面です。
名和晃平さんの「White Deer」。
これを見るためにRAFへ来る方も多いことでしょう。
見る角度によって
表情がそれぞれ異なって見えて
勇壮だったり、チャーミングだったり、気品にあふれていたり。
「海と森」という自然界のものの中に、
「異質な素材」で佇んでいるはずなのに
浮いた存在にならないのが不思議でした。
なんでだろうと、よくよく見ていたんだけれど
木々の枝のごとく伸びる角や、
波紋のように取り巻く体のラインがきっと、
海と森とこの異質な存在を一体化させるように
結びつけるはたらきをもたらして
素晴らしい作品にしているんだと感じました。
そうそう、この後、半島を移動中に鹿を2匹見ましたよ。
◇◆◇◆◇◆
その他にも荻浜エリアには
洞窟の中に入って鑑賞する作品や
浜にあるダイニングで
軽いサンドを買ったりできる場所もあって
食べてみたり。
だけど、それだけでは足りなかったので
近くのパーラーで売っていた石巻焼きそばを食べる。
パーラーで売っていた焼きそばや
自販機で買ったコーラでさえも
ここで食べるとアートのように見えるから不思議です。
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